リトアニアでの幸せな生活

リトアニア?どこにあるの?という認識から今ではリトアニアが大好きになった大学生がリトアニアの魅力をお届け!

25日間で移動距離10000㎞超えの旅をした女子大生の話③-スロバキア編-

1月12日

19:50 ブラチスラバ鉄道駅着

チェコ国鉄は全く遅延しないので本当に素晴らしい。各駅に止まる時間を少し削ってでも発車時間を合わせるが理由かなと思った。

File:Bratislava hlavná stanica v noci.JPG - Wikimedia Commons

駅構内の雰囲気は良くない、観光客は割といるがアジア系は私たちだけなので目立っているのかもしれない。ふらふらと歩いている人やいつからいるんだろうという見た目の人もいる。ただ、夜だけどたくさんのバスが動いているし人も歩いているので怖いとは思わなかった。ホステルは個室だったので近くのスーパーまで買い物に行って夕ご飯に。果物やパン、水、サラミ、インスタントヌードルなどを2人分買って€7(840円)くらいだったので物価はそこまで高くない。

 

宿泊先は Freddie Apartments&Hostel。ホステルの周囲は住宅街だからなのかあまり人がいなくて静かで寂しい雰囲気だった。

1月13日

翌朝近くを改めて見てみると

コンクリートそのままみたいな色合いの建物が多いのと道路が広く落書きも派手なところに社会主義の面影を感じた。

バスで中心部へ向かうことに。

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15分乗る場合は€0.7、バス停に立っている券売機で購入することができ、バス内にある機械でactivateすれば完了。

かわいい建物、西欧のような色合い。

やはりヨーロッパの教会は美しい。

よくみると日本大使館もある中心広場。

マンホールもかわいい。

旧市街は建物の色が全体的にかわいかった。

まだまだ寒いのでホットワインを飲んで一休み。

 

マンホールおじさん(man at work)が有名のようでたくさんの観光客が写真を撮っていた。このおじさん以外にも様々な銅像が街中にあるので銅像を探しながら散策するのも楽しい。

そこまで複雑なつくりの都市ではないので道に迷うこともなく、地図を持たずに当てもなくふらふら歩ける場所だと思う。宿泊した場所の周辺は正直暗くて汚かったけど旧市街はキレイで英語が通じるし、お土産のデザインも凝っていてかわいかった。

ただ、もし旧市街だけ行ったならブラチスラバのほかの面は知れなかったと思うので宿泊場所には感謝。あまり大きくない旧市街で観光が終わってしまったのでグーグルマップにお勧めされたデヴィ―ン城へ。

ちょっと万里の長城みたい。

スロバキア(旧チェコスロバキア)は冷戦時鉄のカーテンが掛けられていた場所の一つでもあるためその名残が展示されていた。授業でiron curtainやcold warのことは幾度となく習ってきたけれど本物を見られるとは思っていなかったので驚いたとともに、文章でしか知らなかったことが急に現実味を帯びてきて怖くなった。

バスが来るのか不安になりながら待つこと数十分、無事にバスが来たので青い教会へ。

今夜は寝台列車に乗り明日の夕方ブカレストにつくため夕飯、朝食、昼食を購入しにLidlへ。鉄道駅周辺にはなぜかスーパーが一軒もないのでスーパーに寄ってから駅に行くのがおすすめ。

嬉しい安さのパンを見つけた。

駅でスロバキアの国民的な飲み物、kofolaを購入したがおいしくなかった…。リトアニアにあるgiraのような味がしてどう飲めばいいのかわからなかった、日本で言うとホッピーに近いかもしれない。

19:57 ブラチスラバ鉄道駅

↓ national train(普通電車)

22:20 Budapest nyugati ブダペスト西駅

23:10 Budapest keleti (ブダペスト東駅)

↓ sleeper train (寝台列車)

14日 16:35 Bucharest nord

 

スロベニアの電車。みんなタバコを吸いまくるのでトイレの窓も全開かつたばこ臭い。

コンパートメントはこんな感じ。水は基本的に2lのペットボトルを買って持ち歩いていた。

ブダペスト西駅、雪が降っていてついはしゃいでしまった。東駅までは車で9分なのでboltを利用。リトアニアでは緑だけどここでは黄色かった。駅でスナックを買おうと思っていたのだが時間が遅かったため店がすべてしまっていてさすがに東京とは違うなと思った。

数年ぶりのブダペスト東駅、奥に見える黄色い機械でインターネットから予約したチケットを発券する。

初寝台列車が海外になるとは思っていなかった。ちなみにこんなルートを通った。

部屋の中に小さな洗面台があるので一晩シャワーを我慢すること以外は(もちろんシャワーも車両の端にある)快適。食堂車があると書いてあったので探しに車両内を探検していたら一番前の車両について、当直みたいな職員にもう夜だから空いてない、明日の朝開くと言われて帰ろうとしたら帰り道(通路)にある配電盤のドアが開いて通路をふさいでしまったためその職員が誰かに反対側からきて配電盤を占めるように電話をしていた。反対側から来るまでの間なんとなく気まずくなりながら3人で待っていたけど雪が降ってきたことに気づいた私たちのテンションが上がっていくのを微笑で見ていた職員が印象的笑

 

2:30 a.m.頃パスポートコントロール①(ハンガリー出国)全部屋を起こして確認しなければなので結構時間がかかった。隣の部屋は全然起きなかったみたいでドアをたたく音がどんどん激しくなってドアが壊れるのではというところまでたたいていた。起きたのだろうか…。そしてまた眠りにつきかけたころパスポートコントロール②(ルーマニア入国)もうまとめてやってほしいと思ったが考えてみたら①はハンガリーが、②はルーマニアがやらなければならないので仕方がない。

変な時間に起こされたので遅く起きてのんびりしてから食堂車へ。

コーヒーを注文してまたゆっくりして部屋に戻る。

殺人事件が起きそうな通路。

途中下車したい雰囲気の場所がちらほらと。途中車掌が部屋に来て、「車両間のドアについてるノブが取れてたんだけどどこかで見た?」と聞かれた。ドアノブ探してるなんて始めたきいたので笑いそうになってしまった。(その後ついていたのでどこかにあったんだと思う。)

 

ブカレスト到着からは次の投稿で。